インパールとナガランド⑤
※この記事はほんとうに必死だったときの話なので写真なんて1枚もありません(笑)文字をおたのしみください。
※絶対①から読んでください。じゃないとこの記事伝わらない(笑)
ジープステーションには何十台も同じ型のジープが並んでいるので、誰かに聞かないとどれがどこ行きかなんてまったくわかりません。
とりあえず目の前にいる人に「インパールに帰りたい」というと、「もう今日の便はないよ」と。
え。
いやいやいや、わたし今夜インパール戻って明日午前の飛行機でデリー戻るんですけど!!(笑)
次に出会った人に同じ質問をするが同じ答え。
!!!!!どうしよ!!!!!
この街には泊まるようなところもないし、24時間営業の店なんかもないし!!!
てかこの日なぜだかめちゃめちゃ寒くて野宿じゃ夜越せないいいいい!!!
てかここで夜越したらフライト間に合わないじゃん!!!(笑)
そのフライトでデリー戻って日本からくる友達ピックアップするのに!!!(笑)
パニック 半泣き で出会う人出会う人に「What do I do?!?! Help me plz!!!」というしかない(笑)ガチトーン(笑)そのときはほんとにパニック(笑)こんな文章じゃ伝わらないけどね(笑)
選択肢があってのどうしようじゃなくて、どうしようどうしようって言っているだけで、ほんっとにその先の選択肢がひとつも見出せなくて、ほんとどうしよう!!!って一人でぱにくってたら一人のドライバーが英語で話しかけてくれて
事情を話したら、「あんたどっから来てるんだ?」って。日本だよって言うと、これまで知らんぷりしてた人まで「え!?!?!」って(笑)
トートバッグひとつで居たからチベット系インド人と思われていた(笑)
そしたらそのドライバーを始めとする周りの人が、いろいろ選択肢を考えてくれて、少し心が落ち着いたところで今夜はインパールに帰れないと悟りました。
とりあえずホストパパに電話をし、事情を話すとそのドライバーと話してくれると言うので電話を代わりました。
しかし、お互い母国語は違うし、英語も片言なので会話が成り立たず断念(笑)
そのあとすぐにあのオーナーから電話が。めちゃめちゃ心配してくれているのが声のトーンから伝わって申し訳なさと、自分もどうしたらいいかわからないしで再びパニックに陥ったところでまたドライバーに代われと言われ電話を渡す。
結局その2人も会話にならず(笑)わたしがドライバーと話して、それを電話で伝える作業をしました(笑)
ドライバーの提案は、今からそのドライバーがインパールへ帰る途中の集落までジープを走らせるのでそこまでとりあえず行け、と。そこから早朝インパール行きのジープが出るからそれに乗れば飛行機に間に合う、と。
しかし、その行先の集落はどこにあるのか、どんな集落なのか、わたしにはさっぱり。このおいちゃんを信じていいのか不安になる。
オーナーにその提案を話すと、オーナーも考え込む…
すると、そのジープに乗る予定の女性がわたしたちの会話を聞いていたらしく、割り込んできてオーナーと電話で話し始める。
なんと現地語で会話が成立しているではないか!!!
5分ほど女性とオーナーがわたしの電話で話すと、電話を返され、わたしが女性から電話を代わると、オーナーがこの女性は信頼できるからこの女性とその集落までとりあえずいきなさい、と。
わたしもほかの選択肢さっぱりだし、ここに一人半泣きでたたずんでても何も変わらないと思ったのでとりあえずそのジープに乗ることに。
行き先も分からず、このあとどうするかもノーアイデアのまま走ること3時間。
山道を後ろから大型バスが追い越していく…
すると先ほどの女性が「あのバス、インパール行きじゃない??!」
それを聞いたジープの乗客が ぐああああ っと窓を開け、窓際の人が手を外に振り回し、「エマージェンシー(緊急事態)!エマージェンシー(緊急事態)!!!」と叫びだす(笑)
するとジープの前でバスが止まってくれたではないか!(笑)(まるでドラマのワンシーン)
ドライバーが、「日本人の女の子が早急にインパールに帰らなきゃいけないんだ!」と交渉してくれるが、満席で断られるという始末。
乗客全員が落ち込み(なぜ)、再び走り出すこと3時間ほど。
あたりは真っ暗闇。わたしの不安な気持ちを掻き立てる。
到着して、おろされると、乗客が「頑張ってね、幸運を祈ってるよ。」って帰っていく。
残されたのはわたしと女性とドライバー。とジープが停まったアーミーステーションのアーミーたち(イケメン)。
土砂降りの雨、見えるのは街の灯りがぽつ、ぽつ、ぽつ。
パニックvol.2
どうしようどうしようどうしよう。え、どういうこと?!ここで夜こすの?!むりむり、寒いし完全な一人?!やだやだ、えーーーー。
するとまた女性がわたしの電話からオーナーに電話をしはじめ話すこと10分。
その間にわたしは、ドライバーに「今日はとりあえず俺の妹の家に泊まっていいよ。」アーミーたちに「ホームステイも楽しそうだけど、ここに毛布あるからここで朝待ちなよ。」と優しい言葉をかけられるが
不安の境地にいるわたしには疑いしか思い浮かばない(笑)
”だってドライバーに着いていくってことでしょ?どこに連れていかれるかわかんないじゃん!!”
”え、アーミーステーション?!こんな小さな部屋に男3人とわたしが一晩越すの?!?!むりむり!ライフル持ってるし!!!”
「で、どうするの?」
いや、どうするのって(笑)どっちも選択したくないわ(笑)と思いつつだからと言ってほかに選択肢もない(笑)どうしよう。
すると電話を終えた女性が来て、「今夜は家に泊まりなさい」
えええええええええええええええ!!!!!!???????
いいんですかああああああああ!?!?!?!?!?!
泣泣泣泣泣嬉嬉嬉
オーナーも、散々話した結果この人なら信頼できるから彼女の家に泊まりなさい、と。
というわけで、アーミーとドライバーにお礼を言って、女性に着いていくことに。
そこからさらに車で2時間ほど走った山奥。ほんっとに山奥(笑)
お家は、掘っ立て小屋。キッチンと、ほか水回りが別の建物になっていて、女性の妹、お兄さん2人の奥さん2人、その子供たち5人の計10人くらいで住んでいる。
お兄さん2人はインドに出稼ぎ。電話で少しお話ししました。(笑)
とりあえずご飯をごちそうになりました。
とっても質素な暮らしをしている家庭で、赤いごはんと卵の塩焼きだけだったんだけど、今まで食べたごはんの中で一番おいしかった。ほんとに。そのあとに出してくれたホットミルクも体に染みました。
その家庭はガチクリスチャンで、わたしはもう疲れ切って眠くて死にそうなんだけども、寝る前にわたしの旅の成功を全員でお祈りしてくれました。(1時間くらい)
おうちの前から見える谷を挟んだあっち側の山の集落の灯りがほんとうに美しかった。
いまだに目に焼き付いてるよ。
パジャマも貸してもらって(笑)あたたかいベッドでぐっすり眠りました。
早朝まだ暗いうちに、枕の下にお金を置いて、女性と妹ちゃんに送り出され無事にインパール行きのジープに乗り込みました。
これがまた楽しかったんだ(笑)イケメン寡黙ドライバーと、イケメンおしゃべりな客と3人でわいわい騒ぎながらインパールへ。(単純な自分に驚愕)
インパールへついてオーナーに電話をすると、やれやれといった表情で迎えに来てくれました(笑)オーナーのバイクの後ろに乗ってホームステイ先へ。
ホストたちが「無事でよかった!」って温かく迎え入れてくれて、たくさん謝りました(笑)
武勇伝をたくさんお話して、時間になって、お金を置いて、空港まで送ってもらってさよならしました。
ほんっと(笑)人に助けられっぱなしの旅でした。
一生の武勇伝だし、たぶんいろんな人の中であのときの日本人の女の子は世話焼けたよなって話されていると思います(笑)
わたしも忘れたころにこの記事を読み返したいと思います。
次は友達と合流してラジャスタン州の旅!
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